Apacheサーバのインストール
Apacheとは何なのか?その説明はサイトの範囲を超えるので、ここではサーバプログラムとだけ言っておきます。で、ダウンロードからインストールと起動方法、初期設定の簡単な解説をします。
まずはダウンロード
現在、ApacheにはApache1.xとApache2.xの2つのバージョンが存在し、共に開発が進められています。ここでは、当サイトが稼動しているサーバがApache1.xなので、これにあわせてApache1.xをダウンロード・インストールしたいと思います。また、当方のテスト環境(パソコン)がウィンドウズ(Windows Me)なので、ウィンドウズにインストールするものとして話を進めます。ウィンドウズ以外のOSにインストールしたい場合は、他を当たって下さい。
まず、Apacheを下記のサイトの「ダウンロード」のページからダウンロードします。
「ダウンロード」に行くと沢山リンクがありますが、この中のどこからでもダウンロード出来ます。今回は一番上にある「JAPAN APACHE USERS GROUP(さくらインターネット)」という所から、「binaries/」→「win32/」と進んでいき、一覧の中から「apache_1.3.31-win32-x86 -no_src.msi(執筆時点での最新版)」というファイルを、見付け易いようにデスクトップにダウンロードします。
インストール!
デスクトップに、以下のようなファイルがダウンロードされているので、ダブルクリックしてインストーラを起動します。
すると、インストーラが起動して以下のようなウィンドウが開き、Apacheサーバのインストールウィザードが開始されます。
- ウィザードの流れ
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- 「Next」をクリックして次へ進むと、ライセンス規約の同意を求める画面に移ります。
- ライセンス規約に同意する場合(同意しないと次へ進めません)、「I accept the terms in the license agreement」を選択し、「Next」をクリックして次へ進みます。
- 次に、サーバの情報を入力します。テストのためだけに使うので適当で良いんですが、ここでは、「Network Domain」と「Server Name」の個所には「localhost」と、「Administrator's Email Address」の個所には「webmaster@localhost」と入力して、後はそのままで、「Next」をクリックして次へ進みます。
- 次に、インストールの仕方を選択します。ここでは、全部フルインストールするため、「Complete」を選択し、「Next」をクリックして次へ進みます。
- 次は、インストールする場所を入力します。「Change」をクリックし、ここでは「C:\」と入力して、「Next」で次へ進みます。
- 以上で、インストールの準備が整い、「Install」をクリックするとインストールが開始されます。前の画面で「C:\」と入力と入力しているので、「C:\」の中に「Apache」というフォルダが作成され、その中にインストールされます。
- インストールが完了すると、以下のような「Installation Wizard Completed」のウィンドウに変わります。そして、「Finish」をクリックして、ウィザードを終了させます。
これで、Apacheサーバのインストールは完了です。
起動!!
では早速、Apacheを起動してみましょう。
「スタート」→「プログラム」→「Apache HTTP Server」の中の「Start Apache in Console」をクリックすると、Apacheが起動します。
もしくは、デスクトップの「マイコンピュータ」→「C:ドライブ」の中に生成された「Apache」フォルダの中の、「Apache.exe」をダブルクリックしても同じ様に起動します。

(ドゥブルベクリック)
↓
上のようなコンソール画面が出てきて、Apacheが起動します。
「・・・。え?」
次に、ブラウザを起動し、アドレスバーに「http://127.0.0.1」もしくは「http://localhost」と入力して下さい。すると、以下のようなページが現れます(ブラウザの種類によっては別言語のページが現れます)。
このページが現れれば、Apacheは正常に起動しています。
で、今回現れたページの所在は、Apacheをインストールした「Apache」フォルダの中にある「htdocs」というフォルダ内の、「index.html.言語の種類を表す文字(日本語なら「ja」)」です。この中から、自動的に言語を判断し、その言語のページが表示されています。
特別なIPアドレス「 127.0.0.1 」とドメイン名「 localhost 」
また、今回アドレスバーに入力した「http://127.0.0.1」もしくは「http://localhost」ですが、「127.0.0.1」は、自分自身(つまり、今起動しているブラウザがインストールされているパソコン)を表すIPアドレスで、「localhost」がそれに対応したドメイン名(ホスト名)という特別な意味を持ったアドレス(ループバックアドレス)です。
ドキュメントルートとサーバルート
また、今回現れたページが置いてある「htdocs」というフォルダですが、このフォルダを「localhost」の「ドキュメントルート」と言います。
アドレスバーに、例えば「http://www.shigeweb.jp」と入力した際に表示されるページが置かれているフォルダ(ディレクトリ)の事を言います。「http://www.shigeweb.jp/php」と入力した際に表示されるページが置かれるディレクトリは、『ドキュメントルートの中にある「php」というディレクトリ』です。
要するに、インターネットに公開できるトップレベルのディレクトリの事です。
では、最後に、「index.htm」という名前で、以下のようなHTMLを作成し、「Apache」フォルダ内の「htdocs」フォルダの中に保存して下さい。
<html> <body> <em>hello,HODENASU!!</em> </body> </html>
で、ブラウザのアドレスバーに「http://localhost」と入力してみましょう。すると、以下のように出力されます。
hello,HODENASU!!
また、Apacheを「C:\Apache」フォルダにインストールしましたが、この「Apache」フォルダを「サーバルート」と言います。
ちなみに、ルートは“根っこ”という意味ですが、“そこから始まる”という意味で解釈します。
終了する
最後に、Apacheの終了方法を解説します。
Apacheのコンソール画面がアクティブな状態で、「Ctrl+C」で終了します。
以上で、Apacheのインストールの解説は終了です。次のページで、Apacheの設定方法を解説します。